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教会旋法

教会旋法(きょうかいせんぽう)は、古い時代に、ヨーロッパの音楽で用いられた旋法である。カトリック教会で歌われている聖歌に用いられる旋法で、ローマ教皇グレゴリウス1世が6~7世紀頃にまとめたものが起源とされている。16~18世紀前半に和声による音楽が出現するころ、和声的な要求によりカデンツの法則を適用しやすい長調、短調にまとめあげられ、失われていった。

しかし現代、新たな音楽の可能性の追求の中で見直され、復権した。19世紀末(後期ロマン派の時代)に西洋音楽は調性の崩壊が起こり混迷していた。こうした中、ドビュッシーは20世紀初頭、旋法の手法を導入することにより、新しいひとつのスタイルを示した。このころを印象派の時代という。また、教会旋法は、ジャズにおいてビー・バップ・スタイルの行き詰まりを打開するために、1960年初頭にマイルス・デイビスは教会旋法からヒントを得て旋法の手法を創り上げた(これは、前述のクラシックにおいて後期ロマン派の混迷を打開したドビュッシーの行ったことと同じである)。また、ジョン・コルトレーンは、狭義の調性(長調と短調)に基づく音楽において、コードのアベイラブル・ノート・スケールとして旋法を利用するという手法を高度に創り上げた。これにより従来の音楽であってもまったく新しい表現が可能となった。このように、教会旋法は、その本来の役割以外の場所でも活躍している。

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ジャズにおいて、1960年代頃から、教会旋法が利用されるようになってきた。第一は、あるコードにおけるアベイラブル・ノート・スケールとしての利用法である。第二は、モード(旋法)を調としてとらえ、その上でフレージングを行ったりハーモニーを構成したりする利用法である。第二の利用法では、各旋法の主音と特性音とが重視される。

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2009年11月13日 15:08に投稿されたエントリーのページです。

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